太極拳イベントに参加した経緯
8月某日、近所の神社で納涼祭なるものが開催されていました。太鼓、鈴などの鳴り物の音とともに、納涼祭に参加しているであろう人々の「やっ!」とか「あ~よいしょ!」とか、威勢のいい掛け声も自宅に届いてきました。
私は納涼祭に一緒に行く人もいないですし、盆踊り的なのは5歳くらいの時にやったことがあり興味も引かれず(盆踊りを経験していなかったら確実に行ってたが)。。ただ、週末に好奇心満たされそうなイベントあらへんかなー、と探し出したのがきっかけ。
「東京 週末 イベント」で検索して行きついたのが、六本木ヒルズで開催される「朝の太極拳」でした。
太極拳イベント参加の決め手
- 太極拳をやったことがないから
- 申込不要
- 無料
安く気軽に好奇心を満たせるってことで決定。
イベント広告
2023年の六本木ヒルズ夏の恒例イベント「朝の太極拳」の参加者募集ページ。六本木ヒルズのWEBサイトは、イベントページはアーカイブされない(過去のイベントを見ることができない)ようなのでスクショ。
当日のテキスト
私が参加した太極拳イベントは第6回目最終日で、『簡化24式太極拳テキスト(6)』というものでした。各回それぞれテキストがあり、最終日イベント終了後、運営スタッフが「第一回からの余っているテキストをお持ち帰りできます」とのアナウンスがあった。なので、テキストだけほしい人は最終日のイベント終わりに受付に行くと良い。
やってみて
気づいた事
序盤で「気」を頭から被るような動きをしたときに、じわーっとしたものを感じた。頭から下丹田(しもたんでん、おへその三寸下の場所)に手をゆっくりかざしていくのと同時に意識を向ける、なんて動作を普段やらないんで新鮮な感覚があった。
ただ、上記の部分は太極拳なんかと言われるとよくわからへんよなーとは思った。。例えば、瞑想でも身体のさまざまな部位に意識を向けるボディスキャン瞑想ってのもあるし。
中盤以降は太極拳っぽいゆっくりとした動作と流れるような動きのレクチャーで、「そうそう!やってみたかったんはこれやねん!」ってテンションが上がった。太極拳をするのが初めてということもあり、体のバランスを取りながら滑らかに両手両足を動かしていくのは難しかった。
私より隣にいた50から60歳くらいのお姉さんの方が、はるかに体の重心移動がうまく安定感と全身の動きの一体感があったので、若けりゃできるってもんでもないなと気づいた。
イベントの後、隣にいたお姉さんに何年太極拳をやっているか聞くと、6年と言っていた。ただ、6年と言っても毎日のようにやっているわけではなく、6年前から六本木ヒルズ「朝の太極拳」に参加して、そのイベントの時だけやると言っていた。
「年数回開催のイベントでそんな滑らかな動きになるとか凄すぎやろ」とか思いつつ六本木ヒルズを後にした。
勉強したこと
- 起源:不明(1640年代とか1852年とか文献によっていろいろ)
- 由来:武術理論というのがあり、その中に「太極拳論」があり、そこからとって「太極拳」という名称が用いられるようになったらしい
- ユネスコ無形文化遺産の一つ
※日本で言う能楽、雅楽、人形浄瑠璃文楽、歌舞伎とかの無形文化遺産に相当
六本木について調べてみた
- 由来:6本の松の木があったことに由来する説と、木に所縁ありそうな(青木家、一柳家、上杉家、片桐家、朽木家、高木家)大名屋敷が6つ存在したことに由来する説などがあるらしい